今回で29回目となる2023年の世相を1字で表す”今年の漢字”が「税」に決まり、日本漢字能力検定協会が12月12日、京都市東山区の清水寺で発表した。1年を通じて増税議論が活発に行われたほか、インボイス制度など「税」にまつわる話題が続いた点が理由として挙げられた。
応募総数は14万7,878票で、「税」は5,976票(4%)だった。この漢字が選ばれるのは2014年以来2回目。2位は「暑」(3.7%)、3位は「戦」(3.3%)、4位に「虎」(3.1%)が入った。
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京都・舞鶴漁港 ブランド化目指す「特選京鰆」出荷開始
京都府の舞鶴漁協で12月8日、「特選京鰆(とくせんきょうさわら)」としてブランド化を目指しているサワラの出荷が始まった。同府漁業協同組合は沿岸の定置網漁にかかったサワラのうち、3kg以上の状態のよいものを「特選京鰆」と名付けてブランド化を目指しており、毎年、脂ののり具合などによって、出荷する時期を決めている。
同日、次々と水揚げされたサワラは漁協の職員によって大きさや脂の量など状態のよいものがブランド品として選別されその後、仲買人たちが競り落としていた。特選京鰆の出荷は2024年3月下旬まで行われる予定。
農林水産省の統計では、2022年に京都府で水揚げされたサワラはおよそ1,100トンで国内では最多で、全国でも有数のサワラ漁獲量を誇っている。